ゆるるん自宅警備

大人になりたくない大人のブログです

ケツあぶり

今日も「ケツ」の話題・・・。毎日下品ですみません・・・。

 

秋・・・寒くなってきた頃、子供の頃の私は毎朝ガスファンヒーターの前でちっこくなっていた。

もともと痩せていたので「肉襦袢」なんて私にはなかった。

今の私は「肉襦袢」ではなく「肉布団」があるのでちょっとの寒さは大したことはない。

でも子供の頃の私は「ガスファンヒーターを学校まで持っていけたらなぁ・・・」と思う位寒がりだった。

温かい風でぬくぬくしていると幸せだった。

「あ~・・・やっとあったかくなってきたな・・・」などと思っているとばあちゃんが「暑い!!こんなに暑くちゃ納豆になるよ!!」と言って窓を全開にする。

このばあちゃんの行動で一気に部屋の温度が下がって余計にガスファンヒーターから離れられなくなる。

「納豆になってもいいから窓を閉めてくれ・・・」と震えながらお願いしても「あんた納豆になってもいいの?あたしは汗かいてきてるよ!!」と一発怒鳴られて終わりだ。

ばあちゃんには「肉襦袢」も「肉布団」もあるので「ちょっと寒いなぁ・・・」位だったんだろう。

当時「骨川筋子」の私からしたら窓を全開にするなんてただの嫌がらせにしか感じていなかった。

冬になるとガスファンヒーターはますます活躍した。

タツはじんわり体をあたたかくしてくれる。

ガスファンヒーターは部屋の空気をあたたかくしてくれる。

私はガスファンヒーターの前で体をあたためてからコタツに潜るのが好きだった。

みかんを段ボールまで取りに行くのも嫌だった。

とにかく「冷気」に触れたくなかった。トイレもギリギリまで我慢した。

冬眠中の熊が羨ましかった。寒くて何もしたくなかった。

ばあちゃんに「私も冬眠したいなぁ・・・春になったら起こしてくれないかなぁ・・・そしたら宿題も勉強も頑張るよ・・・」と心にも思っていない事を言っていた。

ばあちゃんはいつも通り「まったくあんたは馬鹿だねぇ・・・」と言っていた。

そんなばあちゃんも真冬の寒さには耐えられないみたいで真冬のおススメの対策を教えてくれた。

ばあちゃんは「女の子はお腹や腰を冷やしちゃいけない」と言って毛糸のパンツを作ってくれた。

私はお腹を壊しやすいので毛糸のパンツは有難かった。

それからばあちゃんは「見てて・・・」と言ってガスファンヒーターにお尻を向けてうずくまってじっとしていた。

↓何となく伝えづらいので文字で表すならこんな感じ

ばあちゃん→orz=凸←ガスファンヒーター

この状態を見て「何してんの?」と聞いたらばあちゃんはドヤ顔で「ケツあぶり!」と言った。

「ケツあぶり」なんて言葉初めて聞いた私。

「ケツあぶりって何?」と聞いたら「大トロ炙りとかあるじゃない・・・あれって魚の表面を炙ってるじゃない・・・これ見てケツを炙ってるように見えない?だからあたしはケツあぶりって名前を付けたんだよ」と嬉しそうに言った。

大トロにものすごい失礼な発言だ。

ばあちゃんは「あんたもやってみな」と言ったので私も早速やってみた。

orz=凸←この体制になってみた。

感想は「あったかーい(^^)」だった。私は一瞬で「ケツあぶり」の虜になった。

ケツをあたためると体の芯までぽかぽかする。

その後私はせっせと「ケツあぶり」をした。トイレも我慢しくなった。

体が冷えても「ケツあぶり」をすればトイレに行く前のぽかぽか状態に戻れるのだ。

ばあちゃんからとってもいい事を聞いた。

でも「ケツあぶり」において気を付けなければいけない事がある。

私は「ケツあぶり」をした状態のまま寝てしまったことがある。

お尻からお腹、全身がぽかぽかするとウトウトしてしまって30分位寝てしまったら全身痺れてしまったのだ。

「うぎゃ~」と半分泣きながら痺れが引くのをじっと待つしかない。

「猫ってすごいなぁ・・・ほぼ同じ格好をしているのにあの格好でじっとしていられるんだもんなぁ・・・」と思いながら起きたらお尻に軽いヤケドをしていたらしい。

痺れの方が先に来て気が付かなかったけど炙りすぎていたらしい。

ばあちゃんにアロエを塗ってもらったらすぐに治ったので私は懲りずに「ケツあぶり」をし続けた。

もう秋・・・これから冬がやってくる。

我が家はガスファンヒーターも石油ヒーターもないんで「ケツあぶり」が出来ない。

でも今年はコタツでぬくぬくしたいと思っている。

我が家はコタツを買うところから始めなくてはいけない。

ある意味コタツも「炙り」に入るのかもしれない。

猫はこたつで丸くなると言うけれど、私もコタツで丸くなろうと思う。