ゆるるん自宅警備

大人になりたくない大人のブログです

親みたいな旦那

うちの旦那は私の面倒をよく見てくれる。

私は人から「優しいご主人ですね~」と必ず言われる。

確かに優しいし文句の言いようがない旦那だ。

でも旦那は「優しい奥さんですよね~」と言われることは一度もない。

私は優しくないし、ワガママな嫁だし、仕事も家事もしないし、人から褒められる要素が一個もないので仕方ない。

「じゃあアナタ一日何してるの?」と聞かれたら困る。

何もしていないから・・・。

 

プロポーズは世の中のカップルにとって幸せの時間だと思うが私は違った。
病気や後遺症で私は結婚に対して乗り気ではなかった。
私は旦那に「結婚しよう」と言われた時「家事も仕事もしなくていいなら結婚したい。出来ればニートでいたい」とほざいた真正のクズなのだ。
私は私自身の面倒も見れないのに結婚して旦那の面倒なんて見れるわけがないと思ったのだ。
出来ない事は出来ないと答えた方が身のためだ。
旦那はそんな見事なクズっぷりを披露した私に「仕事も家事もしなくていいよ、今まで大変な思いしたんだから好きなことして」と優しく答えた。
そんなぬるま湯の中で私はぬくぬくと旦那に甘やかされ続け今の私がいる。

 

一応ニートとは本当の所何なの?と思いWikipediaで調べてみた。

ニートNEET)

Not in Education,Employment or Training,でNEET

就学・就労・職業訓練のいずれも行っていない事を意味する用語

15歳から34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を刺しており、「若年無業者」と略称している。

ほうほう・・・家事ちゃんとしてないからやっぱり私はニートなのかも・・・。

今はニートだけど35歳からはニートってどうなっちゃうのよ!と思い「ニート 35歳からの呼び方」で調べてみた。

そこには「無職」と言う普通の言葉が出て来た。

「専業主婦」と肩書が一応あり「専業主婦」と呼ばれているが家事をしていない私はニートだろう。

そして35歳になったらただの無職になるのだろう。

世の中のちゃんとしている専業主婦の人に申し訳ない。

私みたいなのが居るから専業主婦のイメージが悪くなるんだろうなぁ・・・と思う。

 

朝6時30分に旦那に叩き起こしてもらって私の一日はスタートする。

旦那は6時30分頃に家を出るので半分以上寝ぼけた顔で「いってらっさ~い・・・」と一応見送る。

見送った後テーブルの上に旦那の作ったおにぎりがちょこんと乗っかっている。

そのおにぎりは私の朝食だ。

見送った後にパソコンの電源を入れる。

パソコンを眺めながら朝食のおにぎりを食べて、エナジードリンクを飲む。

これで私のやる気スイッチはオンになる。

じゃあそれから家事をするのかね?と聞かれたら「いえ・・・・しません」となる。

朝6時30分にパソコンに向かって旦那が帰って来るまでほぼパソコンの前にいるのだ。

途中買い物に行ったり洗濯ものを取り込んだりはするが大した労働ではない。

そんなにパソコンで何してるの?と聞かれたらブログを書いたり、エッセー公募をチェックしていくつかのタイトルでエッセーを書き応募するとしか言えない。

「作家さんなの?」と聞かれても「違います」となる。

私はエッセー賞の賞金に目がくらんでエッセーを書いて応募しているだけなのだから・・・。

最優秀賞の賞金30万円とか書いてあると欲が出てくるのが人間ってもんだ。

宝くじみたいなもんで「30万手に入ったら何しよう・・・」と考えながら応募してみる。

食事の用意位はするけど、用意しない日もある。

夕方4時位に「今日はご飯の支度がありません・・・申し訳ないですがお弁当を買ってきてください」とメールをする。

すると旦那がせっせと弁当を二人分買って帰って来る。

好きな事しかしないダメダメの私を旦那は温かい目で見守ってくれている。

感謝しかない。

 

一つの事をやり始めると夢中になってしまう。

お風呂に入りなさいと言われても「うん・・・分かった」と口では言いつつ実行しない。本を読んでいたりするとそっちに夢中になってしまうのだ。

痺れを切らした旦那に強制的に風呂に連れていかれる。

決して私は風呂が嫌いなわけではない。むしろ好きな方。

頭を洗うのも旦那が洗う。

以前誰かに「コンディショナーは髪に塗ってからちょっと置いてから流すとサラサラになる」と聞いたのでコンディショナーを塗ってちょっと置いた。

慣れないことをしたため、コンディショナーを流し忘れてそのまま寝てしまって、朝髪の毛がガチガチになり大変な思いをした事があった。

それにシャンプーも「適量を髪で泡立てて・・・」とか書いてある。

「適量ってどんくらいよ・・・何回プッシュすればいいのさ・・・」とか思っているうちにどんどん時間は過ぎていく。

旦那はせっかちなのでそんな私を見ていられないのだ。

私があれこれするより旦那がちゃっちゃとやった方が早いのだ。

旦那が頭を洗ってくれている間に自分で体を洗う。

もちろん旦那が居なくても風呂は入れる。

でも仕上がりが違うのだ。

髪の毛も旦那が拭くのと私が拭くのでは随分と差がある。

私が拭くとどういう訳か雫が垂れてくる。

ここまで書くと本当にダメ人間だなぁとつくづく実感する。

旦那と言うよりもう「親」である。

 

何で私と結婚したのか・・・私との結婚に何のメリットがあってしたのかわからない。

私が旦那の立場なら絶対に私と結婚しない。

約8年前癌になった時「私はいつどうなるかわからないから、もしいい人が居たら付き合ったり結婚したりしてもいいんだよ」と言ったことがあった。

でも旦那は「う~ん・・・別にいいよ。今更誰かと付き合うとか考えてない」と言っていた。

旦那は本当に誰とも付き合わず手のかかる私と結婚した。

物好きとしか言えない。

私もちゃんとしたいと考えてはいるのだがちゃんと出来ていない。

どうやったらちゃんと出来るのかもわからない。

「精神発達遅滞」を診断された時「あぁ・・・そういう事だったんだ・・・」と深く納得した。

旦那も「もともとこの子は何かが足りないと思ってたから別にそういう診断されてもこの先変わらないよ」と言われた。

そう・・・いつも私は何かが足りないと思っていた。それはIQだった。

得意な事と出来ない事の差がありすぎる。

文章を書くのは得意だが数学なんて分数でつまづいてそのままだ。

小数点だってよく分かっていない。円周率だってよく分かっていない。

知ったかぶりをして「麦茶は四分の五残ってるよ!」と旦那に言ったら変な顔をされた事もあった。

格好つけるのをやめ、知ったかぶりをしないで生きようと思った時、私は楽になったが旦那は大変だ。

「一体私は何を頑張ればいいのでしょうか?」と聞いたら「別に頑張らなくてもいいんじゃない?俺は一日中パソコンの前で文章書いている方がすごいと思う。俺には絶対に出来ない・・・」と返って来る。

じゃあ今やっている事を頑張ろうかね・・・となる。

ブログを書いていても、エッセーに応募してもニートニートのままである。

別にもうこの際生きていればニートでもクズでも無職でもいいじゃないか!と開き直るのが私である。

「私はちゃんと出来ません」と言ってしまえば心の中も随分楽になる。

面倒見のいい旦那が「優しい素晴らしいご主人だね」と言われるのもここまで書けば納得できるってもんだ。

でもたまには私だって褒められたい。

「優しい奥さんですね」と言われないのは仕方ない。

「しっかりしてる奥さんですね」と言われないのも仕方がない。

褒めるところが自分でも思いつかないのだから世間様は私の事を褒めようがないだろう。

いつの時代もダメダメな人で過ごしてきた。

そんなダメダメの人間を褒めたのは医師だった。

「このIQでよくここまで頑張ったね!今まで辛かったでしょう・・・いっぱい努力したんだね!」と言われたのだ。

今まで私の異常に気が付いていた人は大仏先生位だろう。

「人の話を聞かないんじゃなくて、人の話を聞けないんだ」と言った大仏先生。

大仏先生以外の人は「のんびり屋」とか「やる気がない」とか「ダメな子」として扱ってきた。

私はダメ人間の扱いに慣れっこになっていた。

努力なのか何なのか分からないけど、私は良くも悪くも見た目は普通だ。

ある程度の日常会話なら普通に出来る。難しい会話になると多分へらへら笑っている。

政治とか経済とか言われても家のお金の管理でいっぱいいっぱいの私に国のお金の事を言われてもピンとこない。

お金の計算は電卓と家計簿アプリと保険屋さんに助けてもらっている。

私があれこれ考えなくても世の中は道具の力で結構簡単になっているのだ。

面倒見のいい旦那に支えられ、スマホに助けてもらって私は生きている。

きっとスマホがなくなったら私は終わるだろう。

私の足りないIQを補うのは旦那とスマホなのでどちらも大切にして生きて行く。

日に日に旦那が親みたいになっていく・・・。

なるべく迷惑をかけたくはないがこれからもきっと迷惑をかけるだろう・・・。