ゆるるん自宅警備

大人になりたくない大人のブログです

インドの魅力

私は結構外国人と仲良くなる機会が多い方だと思う。

色んな国の人と出会い私の知らない世界を教えてくれる事が嬉しかった。

私と出会った外国人達は皆「日本語を教えてほしい」と言う。

私は日本語を教えられるほど賢くないので「私の分かる範囲でならいいよ」と答えていた。

皆困るのが「漢字」らしい。

ポストに入れられた電気料金の紙一枚で混乱したり、ポイントカードの登録をしたいけど分からないとかなので私にも教えられる事があり嬉しかった。

 

出会った人達は自分の住んでいる国はこんな国なんだよと誇らしげに教えてくれる。

教えてくれたら興味が沸くので私も自分なりに相手の国はどんな国なのか?と調べてみたりして異国の文化に触れるのもいい事だと思っていた。

 

私はあまりテレビを見ない、DVDやネットで自分の好きな物しか見ないんです。

ニュースはネットで見る生活。

なのでテレビよりネットがないと生きられないし、6時間ネットが使えませんと言われたら迷わず外出するだろう・・・。

 

ある日YouTubeで物凄い美人が歌い踊っているのを発見した。

彼女の美しい顔は私の心を一瞬で掴んだ。

彼女は歌手らしい・・・周り人のダンスは揃っていないし風景、演出は日本の物と比べるとやはり劣って見えるが彼女の美しさは本物だ。

服装や装飾品を見るとなんとなくインドっぽい雰囲気がする。

私は電気料金の事を教えたネパール人にスマホを見せ「この人を知っているか?」と聞いた。

そのネパール人はインドの国境まで徒歩5分の所に住んでいたと言っていたし、よくYouTubeでインドの歌とか聞いているらしいから詳しいに違いない。

するとネパール人は「この人はインドの歌手のSushmita Sen(スシュミタ・セン)と言う人だよ」と教えてくれたので「インド人の女性はみんなこんなに美しいのか?」と聞いた。

自分でも馬鹿な質問だと思うけど、それほどまでに私はその女性の虜になっていたのだ。

ネパール人は笑いながら「それはね、撮影用に特別キレイな人を用意しているんだよ」と当たり前の答えをくれた。

そりゃそうか・・・私だって「日本人はみんな吉永小百合みたいな感じなの?」と聞かれたら「違うよ」と答えるだろう。

私はSushmita Senの事を調べた。1994年のミスユニバースらしい。

Sushmita senの美しさの虜になった私の気持ちを伝えたくて写真を探してみました。

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なんて美しい・・・。

私は彼女の動画を見て毎日「今日も相変わらずキレイだねぇ~」と独り言を言います。

当たり前です。毎日同じ動画見てるんだから・・・。

 

それまでの私はインド=ヒンドゥー教身分制度と言うイメージが強かったんです。

実は私、ヒンドゥー教身分制度が苦手なんです・・・。

宗教の事で差別するつもりもないし、誰が何を信じたっていいと思う。

目の前の人がヒンドゥー教でも「え?そうなの???」とか言ったりしない。

それぞれ自由でいいと思っている。

でも生まれてしまった時点でものすごい低い階級が付きその時点で一生を左右されてしまうのはあんまりだ・・・と思ってしまうんです。

物乞いをして暮らす為わざと体を不自由にさせられたり、売り飛ばされてしまったり・・・中には人間扱いされない人もいる。

改宗しない限り一生ついて回る身分制度

インドに住む日本人僧侶、佐々木秀嶺さんの話を読み感動してしまった私。

身分制度で苦しんでいる人達の為にインドで半世紀僧侶として活動され1億5千万人の仏教徒を導いて来た方。

私の知っていたインドはここまででした。

 

でも今のインドのカースト制度は法律で禁止になり少しづつインドは変わろうとしているらしい。

まだ根強く残っている地域もあるかもしれない。

全て一気に変わらないのはしかたない。

私の出会ったインド人はイスラム教だったり仏教だったりするので私なりに新しいインドを知ってみたいと思った。

 

まず手始めに私はSushmita Senを始めインドの音楽を聴いてみました。

リズム感もいいし言葉の意味は分からないけど言葉の雰囲気がカワイイ。

動画を見ると鮮やかな色の洋服で美しい。

なかなかいい感じだ・・・私の中のインドが高まってきた。

 

インドは0を発見した国とよく耳にします。

日本語に0はないし漢数字にすると一、二、三で0は零だがこれは当て字で本当の0は無い。ローマ数字もⅠ・Ⅱ・Ⅲで0は無い。

今パソコンのキーに0があるのも電卓に0があるのも電話番号が090から始まるのもインド人のおかげと言うことになる。

素直にここはお礼を言おうインド人ありがとう・・・。

目に見えないものを表すなんてものすごい事ではないか!

「お母さん、買い物行くけどスパイスの残り何個だっけ?」と聞いたら「スパイスの残り0個よ」とでも答えていたんでしょうか?
「無いよ」って言えばいいのに「0個よ」って言う所・・・

その時代の会話ではないけれどザックリこんなやり取りだとしたら・・・結構ひねくれているが私は嫌いじゃない。

 

インド人もビックリ!なんて日常で簡単に使っていた事が申し訳なく思う。

これからは「目に見えない物を表す事が出来た0を発見した脳の柔軟なインド人だってビックリするんだ!」と言い換えてもいいと思う。

あの物凄い数のスパイスを組み合わせて作る美味しいカレーもインド人の頭の良さのおかげだろう。

コロンブスが香辛料を求めてインドを目指したくなる気持ちも分かる。

今の時代ならインドに向かってうっかりアメリカにたどり着くなんて事もないので安心だ。

 

でも「じゃあちょっくらインドまで行ってくる!」と言って出かけられるほど私はフットワークも軽くないしお金もない。

でもインドっぽい雰囲気を味わいたい、しかもお手軽に・・・。

そこでインド料理屋を経営しているインド人に聞いてみた。

「日本人が気軽にパパっとインドっぽいカレーを作るにはどうしたらいいの?」

インド人からしてみたら物凄い変な質問だろう。

「日本人のパパっと」と「インド人のパパっと」とは随分違うと思う。

それに日本で手に入るスパイスの数も随分違う。

そもそもインド料理屋を経営してるんだからつべこべ言わず食べに来いよ!と私がインド人ならこう思う。

でもインド人は数日後「ナマステー!」といつもと同じ明るい口調で電話をしてきてカレーパウダーを渡したいと言ってきた。

そんな無茶ぶりにの日本人の私に教えてくれたカレーパウダーがこれだった。

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インディアン・・・あれれ?違うよね?絶対違うよね?

私はインディアンはアメリカの先住民だと思ってた、コロンブスが勘違いしちゃっただけでインディアンとインド人は別だと思ってた。

けどパッケージはめちゃくちゃインディアンだよ!この人嘘つかない人達でしょ?とパッケージの絵から目が離せない。

 

困惑している私に「これなら16種類のスパイスが入ってるから使いやすいかも・・・」と言ってくれたインド人。

インドの人たちは専門ショップでスパイスや噛みタバコ、雑貨など買うらしいんです。

確かにいきなり日本語も書いていないスパイスをまんま渡されても「これどうやって使うんですか?そもそもこれはなんですか?」となるに決まっている。

私の無茶な「気軽にぱぱっと手軽にインドを味わいたい」と言う願いを見事叶えられる物を探してくれたのだ!

なんて親切なんだ!有難い!と思い私はインディアンカレーパウダーを受け取ってすぐマトンカレーを注文した。

そこで注文するならカレー粉いらないじゃないか!って思われるかもしれないがそれはそれ、これはこれである。

インディアンカレーパウダーを見ながら食べるインドのマトンカレーは物凄くおいしかった。

 

インディアンを調べたら「アメリカ先住民とインド人の両方を指す」と書いてあった。

イギリス英語ではインディアンと言うとアメリカ先住民ではなくインド人らしい。

じゃあインディアンでOKじゃん!パッケージの絵は気にしないことにした。

私だって子供の頃カラスの羽を拾い頭に刺して「あわわわわ~」と言いながらインディアンごっこと言って踊ったり走ったりしたもんだ。

パッケージもそんな気分だったんだろう・・・と自己解決。

 

帰って早速インディアンカレーパウダーを開けたらめちゃくちゃインドっぽい香りがした。

実際使ってみても普通のカレー粉と違う。

私はすっかりインディアンカレーパウダーが気に入った。

日本人向けなので本物ではないかもしれないけど雰囲気はばっちり!

家でインドの音楽を聴きながらインディアンカレーを食べるとそこはまさにインドだ。

こんな単純な性格はばぁちゃんに似たんだろう。

私のお手軽インドは見事実現した。

今でもお手軽インドはちょこちょこやるのだが、旦那はインドの音楽はいらないらしい。

聞いても分からないから・・・と言う理由だ。私だって分からない。

ぶつぶつ言われるとせっかくのインドが台無しになる。

Sushmita Senもそんな事言われたらガッカリするだろう・・・。

なので平日昼間、旦那の居ない所でひっそりとオリジナルインドを楽しむ生活。

いつか本物のインドを見てみたい。