ゆるるん自宅警備

大人になりたくない大人のブログです

もう一度神の手に・・・

今回も下品な話が出てくるのでお食事中の方は注意して読んで下さい。

 

私の腰痛はまた再発した。

 

今度はどうしたことか腰の右部分だけが痛い。

寝てても起きていても痛いのだ。

こうなってくると何だか怖くなってくるのが人間である。

 

私はネットで「腰の右側だけ痛い」とか「腰 右 痛い 原因」と調べた。

 

出てくるのは「すい臓がん」とか「腎臓」とか「肝臓」とか「ヘルニア」とかとにかく色んな怖い病気が次々と出てくる。

 

「診察は内科か整形外科へ」となっている。

 

「ヘルニア」で思い出したのが検査室から聞こえるおじさんの絶叫と言う私が体験した話がある。

検査の順番を待っていたら奥の検査室から男性のこの世の終わりか?っていう位の叫び声が聞こえてきたのだ。中年男性位の声だった。

 

15分位だろうか?その男性がストレッチャーで運ばれて出てきたが、男性は身体を小さく丸めて汗をびっしょりかいてガタガタと震えていた。

自分のお父さん位の年齢のおじさんのそんな姿を初めてみた。

 

看護師さんがそばに居て声をかけているがおじさんは「何でこんな思いをしなきゃいけないんだ!何故麻酔を使わない!」と大きな声で文句を言っている。

看護師さんは「麻酔をしたらどこが痛くてどこを手術すればいいのか分からなくなっちゃうからからこの方法しかないんですよ~」と優しく説明しているが、おじさんの不満は消えず「あんたは腰に針刺されて平気な顔が出来るのか!麻酔もしないで何回も針刺されて平気な顔出来んのかよ!」と怒りがピークに達した。

 

私は「え・・・?腰に針刺すの?麻酔なしで?」と自分の髄液検査が怖くなった。

 

おじさんはまた検査室に運ばれていった・・・。また検査の続きが開始されるのだろう。

ストレッチャーの上でさっきよりも小さく丸まって大粒の汗を流して怯えているおじさんがものすごく気の毒になった。

 

ネットを見ておじさんの絶叫を思い出した私はさっさと内科に行った。

内科で臓器に異常がなければ整形外科に行こう。

ヘルニアだったとしても早ければ何とかなる。

あのおじさんみたいにギリギリの状態にはなりたくない!

内科を受診した時エコーやらレントゲンやら尿検査を受け調べてもらった。

 

結果右の臓器に異常は無し、左の腎臓が腫れているがそれはもともと腫れていて、ストレスが強くなったり疲れが溜まると左の腎臓から出血するが今回はそれでもなさそう・・・。

 

じゃあ整形外科に行こうか・・・と思ったが内科医師に「レントゲンって筋肉は映らないんだ。だから筋肉の炎症の場合は湿布とか痛み止めの治療になったり電気を当てたりになると思うよ。ネットって怖い事しか書いていないからね・・・。あまり不安にならないで」と言われた。

 

まぁ確かに骨は痛くない・・・私が痛いのは腰の骨の右側部分だ。

この場合どうするのが一番いいのか・・・あの人が居る!

神の手を持つ男を私は知っている!!

 

彼なら私の腰の痛みを理解してくれて「痛かったですね、これは辛いですね」などの一言も添えてくれてあっという間に体を楽な状態にしてくれるだろう!

 

でも・・・でもね・・・前回のブログを読んでくれている方なら私のためらいをわかってくれるだろう。

 

私はすね毛の処理もせず、ちょりっちょりの剛毛全開のすね毛を披露してスラムダンクの三井君の様に「先生・・・おならがしたいです。」とまでカミングアウトをした苦い記憶・・・。

 

今予約したらきっと先生は私の名前を見て「あ!すね毛の人ですね」と思うだろう。

それか「おならの人ですね」とも思うかもしれない。

「すね毛の人ですね」と言われたら当たり前の顔をして「そうですね、私がすね毛の人です」と言うだろう。

「おならの人ですね」と言われたら「今日はある程度は出してきました」と言うだろう。

 

どっちにしても結構恥ずかしい。 でもあーだこーだ言ってる場合ではない。

私は自分の腰痛を治し快適に過ごしたいのだ。私は勇気を出して予約した。

もちろん前日の夜お風呂ですね毛の処理は忘れない。

バッチリとすね毛の処理をして私は針の治療に向かった。

 

私を見た先生は「その後調子はいかがですか?」とニコニコしながら出迎えてくれた。

もちろん「すね毛の人」とも「おならの人」とも言われなかった。

「余計な心配をしたなぁ」などと思っていたら前回の体の状態を言われたので最初にもしもの時の予防線を張ることにした。

「施術を受けるとお腹がゴロゴロするんです」と・・・。

先生はいつも通り「みんななりますから・・・とってもいいことなんですよ」と優しい口調で説明してくれた。

 

横になり施術開始。

体がだんだんほぐされていく・・・今回はすね毛の事に気を取られないのでゆっくり施術を受けれる。

 

針を打ってもらってる時もリラックスできる。

準備をしてくることがいかに大切かと言う事を身に染みて実感した。

 

針を打っている時に先生が「服の上から太ももに針を打っても大丈夫ですか?」と聞かれたので「服の上からでいいんですか?」と言ったら「ズボンを脱ぐわけにはいきませんから・・・」と言われた。

さすがにもう「おしりちゃん」ではないのでペロンとお尻を出すわけにはいかない。

「痛みが取れて楽になるんならどこにでも針を打っちゃってください、お願いします」と言ったら次々と太ももやら腰に針を打ってくれた。

 

あぁ・・・痛みがじわじわ溶けていくなぁと思っていたらいきなりお尻にズキン!と痛みが来た。

お尻に針を打たれたみたいだ。

痛みが走った瞬間お尻に力が入ってしまいお尻から「ぶっ!」とおならが出てしまった。

 

しまった!やってしまった!と思ったがあまりにも立派な音だったので情けなくて笑ってしまった。

 

ニオイの確認なんてしている心の余裕はない。

「す・・・すみません・・・」と言ってる最中も何だかおかしくなってしまい笑ってしまう。

 

笑うと腹筋が動く、腹筋が動くたびに「ぶっぶっ・・・ぶぶっぶぶぶ・・・」と出てしまう。

多分肩の動きとおならの音が連動していただろう。

 

笑う→腹筋に力が入る→おならが出る→また笑う→腹筋に力が入る→また笑う

この無限地獄ループから抜け出せない。

 

もう何発おならをしたのだろうか?私のお尻は花火大会みたいになっていた。

 

一通り出し終わった後、なんて言ったらいいか分からない私は「すみません・・・出ちゃいましたね」と言った。

 

小田和正の歌が頭の中に流れた。

「lalala.....言葉にできない」の部分が頭の中をぐるぐる回る。

そう、言葉にできないのだ。

 

そんな私を見た先生は「おならはどんどん出した方がいいですよ~。腸の活動がよくなってきているんですね~」と全く動じない。

むしろおならに対して慣れている感が半端ない!

 

全く動じないのもなかなか辛いものがある。空気が気まずいままなのだ。

いっそのこと笑ってくれたら楽なのに・・・。

 

出てしまったものは仕方がない。う〇こを出さなかっただけ良しとしよう。

もうこの際う〇こレベルまで下げなきゃ自分を保てない。

 

私の施術はまた恥ずかしい思いをして終わった。

 

「腰の具合はどうですか?」と聞かれても「何となくスッキリしました」としか言えなかった。

あれだけおならしたんだからスッキリもするだろう。

 

何となくスッキリした私は次は迷わずここに来ようと思った。

きっと気まずくて新しい所に行ってもまたおならをするだろう。そしてまた恥をかくだろう。

それなら恥をかきなれた所がいい。

 

先生の実力なのか?おならのショックで吹き飛んだのか?

私の腰はだいぶ良くなった。

腰痛体操の一つでも初めてみようかと思った日でした。